出前授業
全国の小学生へ調理実習・学習支援・現場見学と、体験学習の大きく4タイプの授業を実施しています。
「ぎょしょく教育」授業は児童に大変好評で、授業によって魚好きが促進されることや、「魚離れ」を克服するなどの効果がアンケートにより確認されています。
児童の魚に対する嗜好の決定には、魚食の頻度・魚さばき経験の有無などと明確な相関が見られます。
授業を通じて直接的な体験の機会を提供し、魚へのより体系的な理解の促進に取り組んでいます。
contents調理実習
愛南町で養殖される鯛の生産量や全国に占める割合を学んだ後は実際に鯛の捌き方を体験。
クックパッドに掲載されているレシピや郷土料理などを作り試食します。自ら触って調理した料理は格別。普段魚が苦手な子も完食しています。
contents学習支援
一本釣り体験
本物の釣り竿、実際の重さのかつおぬいぐるみを使用しての釣り体験。動画だけではわからない、かつおの重さ、竿のしなり具合等を肌で感じることができます。
また、釣ることの難しさを知ってもらい、それらを生業とする漁師さんの熟練した技術や誇り等を学びます。
触る魚
町内の漁業協同組合と連携し、愛南町で水揚げされた鮮魚を用意してもらい、触ります。直に触ることにより、手触り、温度、固さ等、五感を活用しての体験ができます。
最初は恐る恐る触っていた子も、最後は友達と競い合うようにして持つほどに、魚に興味を持ちます。
写生
魚を触った後に絵を描きます。見るだけでなく、触ってみて、歯の鋭さ、ヒレの位置等の確認、光の当たり方や海中で見る時の体の色の違い等、事細かに観察した後に絵を描くと、魚への理解が増します。同じ魚を描いたのに、完成した絵は、まったく異なり、子どもたちの感性の豊かさに驚かされます。
contents現場見学
町内にある漁業協同組合や養殖業者、愛媛大学の南予水産研究センターの研究施設の見学を通して、第一産業や流通・加工について学びます。
この時の体験がきっかけで将来の夢を見つけることもあります。
contents過去実績
平成17年度から令和4年度までで総計1,088箇所、63,532名にぎょしょく事業を実施しています。