7つのぎょしょく

7つのぎょしょく

魚色

魚色写真「魚色」は、「魚嘱」の意味も含み、魚の色や嘱、つまり、魚の種類や栄養などの魚本来の情報に関する学習です。たとえば、写真にみられるように、様々な種類の魚に関する学習があります。魚には、青魚・赤身魚・白身魚など魚の色に独自の表現方法があり、また、様々な地形や海洋環境のもとで生息している多種の魚が漁獲されてます。近年、健康食ブームもあって、魚には、有益な栄養素が大量に含まれていることがよく紹介されています。こうした魚の種類や呼称、栄養など魚自体の理解を深める「魚色(嘱)」は、小学校教育課程の家庭科や理科、国語科が関連しています。

小学校の教育課程との関連からすると、まず、「魚色」は、日常生活のなかで魚を食べるのに必要となる基礎的な知識と技能を身につけるという家庭科の教科目標に連動します。家庭科の内容は、食品の栄養を知ることで、日常の食事に関心を持ち、食品を組み合わせて摂取して調和のとれた食事を摂れるように配慮しています。栄養学や医学の分野で、魚の効能が証明されて魚への関心や注目は高まっています。

魚には、生活習慣病の予防に役立つDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、さらに、現代人に不足しがちなカルシウムや鉄分などを豊富に含むことが栄養学的に明らかにされています。そして、その効能として、血栓の原因となる疾病が予防できること、脳の発育や視力の向上があることが医学的に確認されています。魚の栄養を幼少期から理解することは生涯にわたり魚を食べ続けていく上で意味があり、また、家庭で調理を担当している保護者にも同様のことが言えます。

それから、「魚色」は理科にも関連しており、。5年生の「生物と環境」の主題では、動物の発生や成長を調べることになっています。生命を尊重する態度や、生命の連続性に関する考え方を養うという目標で、魚を育てながら、体の形状や魚卵の変化、ふ化の様子を観察します。また、「地球と宇宙」では、転記の様子や変化を調べるが、これは漁業が天候に大きく左右されて自然のなかで成立していることの理解に役立っています。さらに、6年生では、環境との関係で、生物体の構造と機能について人体を中心に調べるが、その際に魚の解剖や標本なども活用します。これは前述の「魚触」とも関連し、魚をさばく際に、単にその方法を説明し実践するだけでなく、魚体のつくりや機能を説明することにより、こうした学習はより効果的なものになります。

さらに、国語科の学習内容とも、「魚色」は連動する点があります。たとえば、魚偏のつく漢字、魚に関する諺や格言、魚の地方名などです。小学校での魚偏のつく漢字の学習が限られるが、漢字の表記は魚名の由来や特性を理解するのに重要です。そして、「腐ってもタイ(鯛)」や「サバ(鯖)を読む」、「ウナギ(鰻)のぼり」のような諺や格言には、魚の形状や習性などが表されており、日常生活において魚を身近に感じることができます。また、魚名の呼称には、地方名があり、地域によって異なります。たとえば、愛媛県愛南町では、クロダイがチヌ、カタクチイワシはホウタレ、アナゴをレスケと呼びます。そのほか、ブリやスズキなどの出世魚には、成長過程によって異なった呼称もあります。こうした魚の呼称に見られる相違は5・6年生の「共通語と方言」の学習にもつながります。

ぎょしょくビデオ
愛南のお魚Web図鑑
  • 水産の町愛南町
  • 旬がいっぱい!愛南の旅
  • 愛南町の水域情報
  • ぎょレンジャー誕生秘話
  • 未来の水産を担う方々へ
  • ぎょしょく教材・動画など
  • 7つのぎょしょく
  • GO!GO!ぎょレンジャー